ヤマハ発動機株式会社
<2025年JMSブース ビジュアルコンセプト(VC)>

ヤマハ発動機様の「Japan Mobility Show 2025」において、

ブースビジュアルコンセプトのCG制作を担当いたしました。

テーマは「没入による世界観の変容」。

見る人を引き込む没入感と、

ビジュアルの変容によって世界が塗り替わる瞬間をCGで表現しています。

本プロジェクトでは、

「没入感の演出バリエーション」と「大量のカット制作」

という課題に対し、

**プロシージャル(手続き型生成)**技術を導入することで解決を図りました。

具体的には、Houdiniを用いて「特定のフローに従い、

高品質なCGを効率よく生成するアセット」を構築し、制作工程を抜本的に効率化しました。

この仕組みにより、下記画像のような表現の切り替えや、

変形・タイミングの微調整が即座に可能となりました。

自動化することで生まれた時間を、より魅力的な「表現の探求」に充てることで、

描くべき世界のイメージを具現化し、

細やかな修正要望にも迅速かつ柔軟に対応することができました。

システム構築とアーティストワークを重ね合わせ、

クリエイティビティを最大化させることで、

限られた期間内で豊かな表現を実現いたしました。

クライアント:ヤマハ発動機株式会社 クリエイティブ本部
CG Supervisor:前田 昂
Exective Digital Artist:山田 竜一 佐藤 翔太
Digital Artist:本永 千賀子
Art Director: 長澤 豪
Creative Producer: 堀口 高士
Account Producer: 菱田 陽子
Producer: 村田 友祐
Production Manager: 芳賀 健太郎