マツダ株式会社
MAZDA EZ-60 リビール用グラフィックアセット制作

ティザー

ブランドショット

上海モーターショーにて公開されたマツダ株式会社の「MAZDA EZ-60」のビジュアルグラフィックを担当しました。
 今回のプロジェクトでは、映像とグラフィックが密接にリンクする構成だったため、3Dチームと緊密に連携しながら制作を進行しました。

車両の表現は、通常であれば3Dと実写撮影を組み合わせて制作することで高いクオリティを実現していますが、本プロジェクトでは車両が海外で開発中かつ撮影不可の状態だったため、全編フルCGでの制作に挑戦しました。
背景についても、「現実的な近未来」という方針に基づきながら構築。マツダのブランドショットにおいてポイントとなる、力強い走りや走行体験を想起させる「リアルさ」「絵の強さ」を、車両から背景に至るまで全てCGで表現しました。

ティザーグラフィックにおいては、映像チームが本編映像から高品質かつ臨場感あふれるシーンを抽出し、短期間ながらもスムーズに納品まで至りました。

特に印象的だったのは、EZ-60のデザイナーがこだわったボディラインや各パーツの造形表現。商品としての完成度の高さが、グラフィック制作にも強く反映されていました。
また、限られた時間の中で、マツダのデザインチームが求める“実写らしい質感”や“雑味”、“ムラ感”をCGで再現することに注力。CGでありながら実写のような質感を追求する姿勢は、今後の制作においても重要なスキルであると強く実感しました。

スポンサー/クライアント:マツダ株式会社

CG Supervisor / Project Leader:羽田 貴尚・上見 佳史
Executive Digital Artist:沼波 奨悟
Digital Artist:伊東 栄二・徳永 功・蔦 滉志
CG Senior Artist:足立原 志保子・嶋村 将宏
Executive Digital Artist:佐藤 翔太・竹本 英正・齊藤 優一
制作進行:洗 豪
CG Asset Senior Engineer:志村 祐輔
Producer : 山根 さつき