社内プロジェクト
STRATEGY VISUALIZED

2026年に向けた社内プロジェクト「STRATEGY VISUALIZED」の年末イベントで使用する、キービジュアル(静止画)およびイメージムービー(動画)を制作しました。約3週間という限られたスケジュールの中、「新しい手段に挑む」というプロジェクトの意志を制作プロセスに反映するため、あえてAIを主軸としたアプローチを選択しました。

イベントで伝えるべきメッセージから複数の構成案を作成し、抽象的な空間を歩む人物を描いた案(Idea B)を採用。試行錯誤しながらトライアンドエラーを繰り返しました。プロンプトベースでの生成から始まり、「image to image」による構図やテクスチャの追求、レタッチ、動画化したフレームの活用など、様々な手法を反復することで意図するイメージへと収束させていきました。

イベントの空気感をより直感的に伝えるため、キービジュアルから派生する形で動画も自主制作しました。静止画の提案段階で採用に至らなかった「3種類の人物ポートレート」などのアイデアを無駄にせず活かし、「アマナらしさ」「デジタル表現」「ノイズ」といったキーワードを追加。静止画の起点から映像への展開を想定してシーンを生成・選択し、映像全体の流れを組み立てる探索的なプロセスで制作しました。

複数回にわたる社内チェックとブラッシュアップを経て、最終的なアウトプットを完成させました。AIならではの不自由さや制約を実感しつつも、限られた条件の中でどこまで自由な表現をつくれるかを探求できたことが大きな収穫となりました。また、制作面の手法だけでなく、実案件同様のフローで進行したことで、運用やレビュー体制も含めた実践的なAI制作のナレッジを蓄積することに成功しています。

Al artist / CG Supervisor:飯嶋俊明前田昴

Creative Director:丹代哲郎
Art Director:小池啓太
Copywriter:高橋真哉
Production Management:洗豪